- ヒトナビ通信記事
2022.08.11
人は、相手のことを知ると親近感をもちやすくなります。
社会に出ると出会いは多いですが、表面的な付き合いが多く、相手のことを実はよく知らないということが多々あります。
皆様の会社、お店で見た際どうでしょうか?
案外スタッフのことを知っているようで、実はあまり知らないということはないでしょうか?
今回は、当社が15年間新卒採用を行う中で、毎年必ず行っている取り組みを共有させていただきます。
個人的にはとてもおすすめできるツールだと思いますので、是非使えそうでしたら自由にご利用ください。
従業員に私の履歴書を書いてもらう
日経新聞を読んでいらっしゃる方ならピンと来たはずです。
そうです。日経新聞の最後にある私の履歴書です。
一番いいのは、新しいスタッフ・既存スタッフ・皆さんで原稿用紙にこれまでの自分を書いてもらい共有することです。
私の履歴書記載方法
下記の項目に沿って記載します。
①幼少期~小学校の自分(~12歳まで)
例)今では考えられないが、ジャイアンと呼ばれ、他人の物を取っては自分の物にしていた。直ぐに喧嘩をするので周りから嫌われていた。
②中学校の自分(13~15歳)
例)他人の物を隠したり傷つけたりし、体育の先生にぼこぼこに殴られた。そこから強制的に学級委員長にさせられ、卒業時には生徒会に入るほど真面目君になった。
③高校の自分(16~18歳)
例)小学校から続けていた野球に全力を注いだ。野球は高校野球がピークだと勝手に決めていた。結局3回戦までしか行けなかった。先生には真面目に見えていたようだが、友達同士では結構好き勝手に遊び、お酒もこっそり飲んでいた。
④大学の自分(19~22歳)
例)したい事が見つからず、とりあえず大学へ行った。1人暮らしも始めた。今思えば親に感謝しかない。大学ではあまり友達が出来なかった。自分は極度の人見知りなのだと知った。アルバイトでは、怒られたらバックレて行かなくなった最低の過去がある。
⑤社会人の自分(19歳~)
例)社会人になり、父親を初めて死ぬほど尊敬した。相変わらず人見知りは変わらないが、少しは良くなった。学生時代の人と結婚し、家族のつながりにしんみりしている最中だ。
⑥自分でまとめる(総括する)
例)今回このようなきっかけをもらい、自分の人生を振り返ると、人に恵まれていると思った。小さい頃は破天荒だったが、中学時代の先生に厳しくしてもらい人の痛みを知れてよかった。そして、友達からはひょうきんなお前が好きで会いたくなると言われる。人見知りを直したいが、すぐには直せないので、話掛けにくいかもしれないですが、根はめちゃくちゃみんなと話したい寂しがり屋なので、これからもっともっと沢山話しかけてください!私も積極的に話しかけます。あと、たぶん私Mなので、いじってもらって結構ですw
といった流れで進めます。
例で少し書きましたが如何でしょうか。
普通の自己紹介よりも、この例の人のことがわかったのではないでしょうか?因みにこれは私です笑
その人の過去を共有するだけでぐっと距離は近づきます。
近づいてからのコミュニケーションはより円滑になり、結果仕事がスムーズに進みやすくなります。
簡単な事ですが、グループゲームやチームビルディングとかをやる前に行うと、より良いチームになると思います。