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2021.05.20
有名なイソップ童話
ウサギとカメはみなさんご存じですよね^0^
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。
転職に置き換えた時にも同じような事が言えるのです。
実際にあったお話しです。
※出てくる登場人物は全て仮名です。
とある大手企業で勤務する2人の主任がいました。
加藤さんと田中さんです。
2人とも新卒で入社した同期です。
年齢はどちらも33歳で結婚して子供もいます。
加藤さんは子供2人で3歳と0歳
田中さんも子供2人で6歳と2歳
2人とも共通して希望条件は年収500万円を希望しておりました。
面接は2人とも同じ企業を受けました。
・パチンコトレジャー(全国に133店舗展開)
・パチンコホームタウン(東京都内に3店舗)
・パチンコチャレンジ(関東に22店舗展開)
結果2人とも内定がでました。
・パチンコトレジャー
年収:430万円
職位:副主任
・パチンコホームタウン
年収:600万円
職位:主任
・パチンコチャレンジ
年収:414万円
職位:主任
2人共、もともと大手にいたので全国転勤には抵抗があったようです。
加藤さんは
・パチンコチャレンジ
年収:414万円
職位:主任
田中さんは
・パチンコホームタウン
年収:600万円
職位:主任
上記に転職をしました。
それから15年後2人は48歳になりました。
加藤さんは
関東に展開するパチンコチャレンジに現在も在職中
店舗数は31店舗まで拡大
職位はエリア長で年1000万円
田中さんは
東北に展開するパチンコ企業に転職し在職中
店舗数は7店舗の会社
職位は主任で年収が400万円
驚くほど異なりましたね。
2人の人生が大きく分かれたのは、上記の転職の時でした。
加藤さんは、条件が下がっても未来を見ており田中さんは、現在をみていました。
何故、田中さんは転職に失敗したのでしょうか?
答えは以前書いたこちらの記事にあります↓
つまり、いきなりゴールのような転職は無いのです。
いきなりゴール付近まで行けたとしても、それは自分で一歩一歩信頼を掴みながら登ったのではなく、ゴンドラで運んでもらった状態にすぎないのです。
ここを間違えた転職は失敗するリスクが非常に高いです。
転職のウサギのカメ
あなたは、どちらでしょうか?