- その他
2021.08.06
今回は仕事で誰もがぶつかる可能性のある壁の壊し方についてお話させて頂きます。
■やりたい仕事が何なのかわからない
このまま今の仕事を続けていていいのか、
転職したいが次に何の仕事に就いたらいいのか、わからない…。
こういった悩みを抱えている方は多いと思います。
自分が「やりたいこと」を探すにはどうしたらいいのでしょうか。
①どうして転職したいのか、理由を考えてみる
自分がなぜ転職したいのかを考えれば、仕事に求めていることが見つかるのではないでしょうか。
例えば、
✔仕事内容に不満がある
✔労働環境に満足していない
✔評価してもらえないからモチベーションがあがらない
様々な理由があると思いますが、その部分を深堀りすれば、転職する際の会社選びの基準が見つかるはずです。
仕事内容に不満があるのであれば、働く業種・業界を変える必要がありますが、
休みが少ない、こんなに頑張っているのに正統な評価が受けられない、
という部分に不満があるのであれば、
仕事内容は変えずに、きちんとした制度が整っている会社を探せば納得のいく転職ができると思います。
しかし、完璧な会社なんて世の中にはありません。
転職先の会社でも何かしらの不満は出てくると思います。
自分が一番優先したいことはなんなのか、絶対に譲れない条件はなんなのかを掘り下げていく事が大切です。
✔休日数
✔給料
✔一緒に働く仲間…etc
あなたは一体何を優先しますか?
②過去の経験から、自分がしたい仕事を探してみる
これまでの人生で部活やバイト、家族関係や友人関係で夢中になったことを思い出してみてください。
仕事のことでなくて構いません。
その部分を深掘りしていけば、自分が何をしたいのか、見えてくるのではないでしょうか。
人格形成は
✔過去の経験
✔遺伝子
✔生まれ育った環境
によって左右されます。
一度、自分を見つめなおしてみるのはいかがでしょうか。
③どんな仕事があるのか、調べてみる
厚生労働省によれば、この世には約17,000種類もの仕事があるそうです。
「自分のやりたい仕事がわからない」のではなく「知らない」可能性もあります。
人の悩みは情報不足によって引き起こされることが多いそうなので、
ネットやハローワーク、キャリアアドバイザーを使って調べてみるのをおすすめします。
また、自分に何の仕事が向いているのか、診断してくれるサイトもあるのでご参考までどうぞ。
(ちなみに私は金融系が向いているそうです。笑)
■周囲から評価してもらえない
こんなに頑張っているのに給料が上がらない、同僚の方が上司からの評価が高い、
という悩みを抱えている方も多いと思います。
①文句や言い訳を口にしない
自分の思うように物事が進まないときに「あいつのせいでうまくいかなかった」などと
周囲の人間や環境に文句を言ってしまっては高い評価は受けられません。
人間なので、たまには文句をいいたくなるときもあります。
文句や悪口を言えば、その瞬間はスカッとしますが、文句ばかり言う人に周りはついていこうとはしません。
「口は災いの元」です。
言い訳ばかりでは、周りと信頼関係を築くことは難しくなってしまいます。
②完璧を目指さない
突然ですがあなたはたった今、上司から「明後日までにこの仕事を仕上げて欲しい」と頼まれました。
あなたはどのパターンで仕事を仕上げますか?
A:期日である明後日に自分としては100点満点の仕事を仕上げた
B:まだ完璧ではないが自分としては提出できるレベル(50点ほど)の仕事を上司に提出し、
何度か修正を繰り返し、期日である明後日に上司も認める、100点満点の仕事を仕上げた
AとB、どちらの方が上司からの評価が高くなるのでしょうか?
答えはBです。
仕事はスピード・量・質です。
自分は質のいい仕事をしてると思っている方は多いかもしれませんが、
自己評価と他己評価は相違があることがあります。
まずはスピードを意識、次に量をこなしていきましょう。
スピーディーにたくさんの仕事をこなせるようになれば、
いつしか“質”に転換され、求められている仕事を着実にこなせるようになります。
こんなに頑張っているのに…と落ち込む前にまずは「スピード・量・質」を意識しましょう。
いかがでしたでしょうか?
仕事で壁にぶつかると周りがみえなくなってしまいますが、
広い視野で自分と周囲を分析するようにすれば、光が見えてくると思います。
文責:梅沢