- 業界関連
2019.12.17
これからお伝えすることは、私がパチンコ業界専門エージェントとして携わってきた18年間で強く感じたことです。
✓ パチンコ業界で働いていて将来に不安を感じている方
✓ パチンコ業界から離れようと思っている方
✓ パチンコ業界から離れてみて戻ろうか迷っている方
✓ パチンコ業界で働く自分に自信を持てない方
✓ 今の会社から転職をしたいと考えている方
1つでも当てはまれば、是非そのまま読んで頂きたいです。
~~~結論から~~~
自分で決めた業界に恥ずかしさを持たず、腹を括っている人ほど成功しています。
そしてそのような人ほど人としての魅力度も高い。これは間違いのない事実です。
モヤモヤしている理由をパチンコ業界市場を理由にするな!ということです。
企業倒産数は増えるかもしれないですが、パチンコ業界が無くなることは限りなく薄い。
ただし、新しいサービス、付加価値が生まれなければパチンコ業界は疲弊していく。
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現在は10年以上前よりも遥かに優良企業へキャリア入社できる時代になりました。
これは、パチンコ業界が縮小しているから人材不足だからという理由ではありません。
人材不足は少しあるかもしれませんが・・・
ですが、それ以上に強い企業と弱い企業が2極化したことが大きな要因です。
下記の資料はレジャー白書2018より引用したパチンコパチスロ参加及び市場動向データです。
9年間の推移
■参加人口
1,580万人 → 900万人 (43%Down↓)
■ホール事業所数
12,937店舗 → 10,596店舗 (18%Down↓)
■1ホール平均設置台数
350台 → 419台 (20%Up↑)
■総台数
4,527,950台 → 4,439,724台 (2%Down↓)
■市場規模
28兆円 → 19.5兆円(30%Down↓)
ほとんどがダウンしていますが、1店舗平均設置台数は増えています。
大型化が進んで、小さい店舗が減ったという事です。
つまり、これまでは近くにパチンコ店が5店舗あったのが3店舗くらいに減り、よりお客様に選ばれるお店と選ばれないお店が顕著化してきました。選ばれないお店にいる方は不安になると思います。ですが、イコール、パチンコ業界が危ないは間違いです。何故なら、選ばれるお店は独占もしくは寡占状態となり生き残りやすくなる為です。
更に、下記のデータを見て頂くと、パチンコ業界の市場規模は確かにこの10年で10兆円近く縮小しました。ですが、それでも余暇市場全体で見ると19.5兆円はとんでもない大きいマーケットなわけです。オリンピックもあり、急成長しているインバウンド観光市場も2020年は8兆円、2030年に15兆円規模の見通しとのことなので規模の大きさが納得いただけたかと思います。
(引用:事業構想大学院大学)
上記の理由から2極化した、選ばれるお店はどのような事をしているかというと、
これから先を見据えて、店舗縮小や倒産などで優秀な人が辞めざる追えない状況だと判断し、強い企業は今がその人たちを採用できるチャンスと捉え、キャリア採用をしているのです。とても理にかなった方法です。
10年以上前は、人がいないからその代わり採用(急募採用)が主流でした。
その為、年収や職位など待遇はいいですが、いきなりそのお店の責任あるポジションに就かされるので企業側の期待値が高く、入社後に半年も持たずに辞めた、辞めさせられたという事がとても多かったわけです。
転職された方は、職歴も増えますし、働いた期間も短い為、次の転職が不利になります。そしてまた間違った転職をして転職貧乏になってしまいやすいのです。
※ここでの転職貧乏は私がつくった造語です
転職貧乏・・・生活するための収入を今すぐ得ることが優先になってしまい、目先の条件で転職しては失敗してを繰り返し、どんどん手元に残るお金が減っていく人のことです。
ですが、今のパチンコ転職市場は、急募採用ではなく常に募集を出すオープン採用が主流です。
常に募集をされているので、人がいな過ぎて常に募集していそうで怪しいと思う方も多いですが、そうではなく、常に間口をオープンに、優秀な方がいた場合に採用をするというものです。ですので、意外に書類選考や内定がでないというデメリットもあります。
ですが、だからこそ採用する側もされる側もしっかりと会社の考えや、条件、キャリプランを確認して入社をされるので、その後の在籍年数が昔とは比べ物にならないほど長くなりました。
ただし、このようなオープン採用は人が足りないわけではなく、本当に採用したい人がいたらという場合が多く、役職が高ければ高い人ほどポジションに空きがなく中々思うように内定がもらえないという状況でした。
ですが、今はそのキャリア枠での採用が増えてきたのです。
~~~優良企業がキャリア採用をはじめた理由~~~
✅ これから3年5年10年を見据えて、今の会社にはない考えの人を採用したい
✅ 新卒や昔からのアルバイトからの店長が多く会社共感は高いが、戦略・戦術が弱いことがあるそうで、その為自分たちにはないものを持っている人を採用し相乗効果を狙いたい
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そのため、パチンコ業界で働きたい、もっと成長したい、生き残る会社で働きたいという方には、今がものすごくオススメなのです。
反対に、パチンコ業界に否定的な方、違う業種に行こうと思われている方は中々面接でもそのような会社から内定をもらうことは難しいので異業種へチャレンジしてみてもいいと思います。
ただし、異業種へ行く際に気を付けるべき項目は
✅ なぜその業界なのか(最低1年は覚悟をもって働けるか)
✅ その業界の歴史をどこまで勉強したか(市場規模の変化など)
✅ 未経験からなので精神的にも最初はストレスがたまることを理解してください
✅ 新卒入社ではないので、戦力を求められます。その業界に行った際に自分にはどんな武器があるかを1つは必ず持ってください
✅ 市場規模が急成長しているイコール自分の給与も高いは間違いです。きちんと入社時と、入社から5年くらいまでの未経験入社の人のキャリアアップモデルを教えてもらいましょう
最後に、もう一度お伝えします。
今、パチンコ業界の転職市場はアツいです。
嘘ではありません。
これまでは募集のなかったような企業からキャリア(役職)採用が入っているのです。
ただし、内定が出る人は何社も内定がでますし、出ない人は中々でません。
その理由は上記にも記載した通りです。
もちろん、当社でも対策サポートをさせて頂きます。
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