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2021.09.22
面接中の会話や履歴書の文章でどちらの良い方が正しいのか、
迷ったことがある方は多いのではないでしょうか?
その疑問にパチンコ転職ナビがお答えします!👓
■【貴社は文章】・【御社は会話】
どちらも相手の会社を敬って呼ぶときに使います。
これらを「敬称」といい、人名に使用する「様」や、会社に使用する「御中」も敬称の仲間です。
使い分け方は
・貴社→書き言葉
・御社→話し言葉
となります。
履歴書では「貴社」、面接では「御社」と使い分ければばっちりです!
例文
✔履歴書で志望動機
「これまでパチンコ業界で培ってきた経験を貴社で活かしたいと思い、志望致しました。」
✔面接で志望動機
「これまでパチンコ業界で培ってきた経験を御社で活かしたいと思い、志望致しました。」
■【退職 は辞める】・【退社は両方】
会社を辞めることを指す言葉ですが、正しいのはどちらでしょうか?
それぞれの単語が持つ意味を考えてみましょう。
・退職→「仕事を辞める」という意味しかもたない
・退社→「仕事を辞める」と「仕事を終えて会社から出る」という2つの意味を持っています。
「3月末でパチンコ業界の会社を退社し、今は異業種で勤務しています。」→仕事を辞めた
「定時に仕事を終えたので、残業せずに退社しました。」→仕事を終えて会社から出た
退職と退社、どちらを使用しても間違いではありませんが、
純粋に「仕事を辞める」という意味しかもたない「退職」を使用した方が無難です。
■【弊社・当社】あまり変わらない
いま自分が勤務している会社のことはなんという言葉で言い表せばいいのでしょうか?
・弊社→謙譲語で、へりくだって自分の会社を表す言葉
・当社→丁寧語で、社員間で自分たちの会社を表すときに使われる
上記を見ると面接では「弊社」を使用すればいいような印象を受けますが、
弊社も当社も「会社の一員」としての表現になるので個人で受けている面接で使うのは
100%正しいとは言えません。
また、営業をしているわけではないので、面接官に自分の会社をへりくだって伝える必要もありません。
面接や履歴書で現在の勤務先を言い表す際は
・現職
・現在の勤務先
・現在の勤務先
等を使用すればOKです!
書面では字数制限などの関係で短い「現職」を使用するのがいいのではないでしょうか。
例文
✔職務経歴書の自己㏚
「パチンコ業界に勤めるのは現職が初めてでしたが、
パチンコを遊技しに来たお客様に快適に過ごしていただけるよう、接客力の向上に力を入れました。」
✔面接での自己㏚
「長くパチンコ業界で勤務してきた為、経験は豊富だと自負しています。
現職ではエリア長として勤務している為、複数店舗の管理を行っています。
これまでの経験を活かし、御社とパチンコ業界に貢献できればと思っております。」
上記の言葉の使い分けができないからといって面接や書類選考に落ちてしまう、
ということはありませんので、なんとなーく頭に入れておいておくのはいかがでしょうか?
この記事の執筆:梅沢
キャリアアドバイザー