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2022.01.11
パチンコ業界の転職活動で適性検査(性格診断)を導入する企業が増えてきています。
受検者の学力を問うSPIとはまったくの別物で、その人の
・性格
・価値観
を測るものです。
面接官の前で自分をよく見せようと嘘をつくよりも、適性検査でいい結果が出るように回答する方が
簡単な気がしますよね?
今回は適性検査で嘘をついても大丈夫なのか?についてパチンコ転職ナビがお答えします!
※今回のブログの適性検査はすべて「性格診断」についてになります。
■そもそも適性検査とは?
入社後の採用人材が企業風土に適合性があるかどうかや、チームワークをもって社内で調和を保てるかどうかといった判定材料にするための検査です。
性格が良い・悪いではなく、価値観やストレス耐性などを測るものです。
■適性検査のテスト形式
適性検査には2つのテスト形式があります。
・ノーマティブ方式
ひとつひとつの質問に対して、「はい」か「いいえ」で答えるか、3~5段階程度の評定尺度上でどのランクに位置するかを回答する方式です。
・イプサティブ方式
複数の質問項目を一組にして、そのなかから「自分に最も当てはまる(もしくは当てはまらない)項目」はどれなのかを選択させる方式です。
現状適性検査の多くにはノーマティブ方式が採用されており、イプサティブ方式を採用している適性検査は少ないです。
ノーマティブ方式でもイプサティブ方式でも記述問題はなく、マークシートなどで回答が出来る形式になっています。
■適性検査を行う目的
企業が人材の学力ではなく人間性や価値観、考え方の軸などを知る為に行います。
例えば、人材にリーダーシップがあるかどうかを確認したいときは
質問
・責任ある役割を任せられるのは不安で、逃げ出したくなる
回答
◯やや当てはまる
◎かなり当てはまる△やや当てはまらない
×ほとんど当てはまらない
の回答結果でリーダーの素質があるかどうかを見ることが出来ます。
(質問引用:EQ検査 無料お試しテスト)
ちなみにですが、上記の質問への回答は
△やや当てはまらない
×ほとんど当てはまらない
が一見よさそうですが、一概にそうとは言えません。
リーダーシップを取り、周囲の人をグイグイ引っ張っていく人材が欲しい会社には△、もしくは×がいいですが、協調性や調和を重んじる会社には若干不向きです。
学力や一般常識、パチンコ業界の専門知識を問うテストは点数が高ければ高いほど、受かる可能性が高くなりますが、適性検査は会社ごとに求める人材が異なるので、「こう答えれば受かる」という必勝法がありません。
適性検査に正解はないんです。
■自分をよく見せる為に嘘をついてもいいのか?
事前情報で会社が求めている人物像を把握しているのであれば、少しでも理想像に近づける為に嘘を浮いてもいいのでしょうか?
結論から言いますと、嘘をつくことをパチンコ転職ナビはおすすめしていません。
適性検査で嘘をつくことは悪いことではないですが、嘘はばれてしまうからです。
適性検査の回答をしていると、似たような質問が出てくることがあります。
例えば、
①自分は行動力があると思う
②思い立ったら、すぐに行動に移さないと気が済まない性格だ
という2つの質問は同じ内容を問うものになります。
ただ、②の質問は①と比べると少しマイナスイメージを与える文章ですので、
本当にそう思っていないと①も②「当てはまる」と回答しにくいです。
適性検査には上記のような似たような質問が複数出てきますが、回答結果に齟齬があると、「信用度」が低くなっていきます。
信用度とは、嘘をついているかどうかを数値化したものです。
信用度が高いと嘘をついていない、低いと嘘をついている、ということです。
回答結果に齟齬が出ないように答えればいいのでは?と思われるかもしれませんが、
何十問もある質問は緻密に計算されている為、嘘をついて信用度を上げるのはかなりの難易度です。
適性検査はあまり時間をかけず、直感で答えるのが💮です!
■適性検査で落ちても引きずらなくて大丈夫?
適性検査で落ちてしまうと、自分自身を否定された気分になりますよね。
しかし、必要以上に落ち込む必要はありません。
適性検査で落ちる=会社の社風に合わなかった
ということになります。
つまり、その会社は自分には合わなかった、ということです。
検査で嘘をついて入社できたとしても、社風になじめず苦労する可能性が高いです。
・仕事もプライベートも両立したい、
と考えている人が適性検査を受ければ
・残業が多いがその分バリバリ稼げる会社
には落ちる可能性が高いです。
このパターンで入社してしまうと、早期退職する可能性が高くなります。
適性検査は入社後のギャップをなくす役割を果たしてくれているのです。
合わない会社はスパッと諦め、会う会社と出会えるように転職活動を進めていきましょう!
文責:梅沢
中途採用だけでなく、複数の会社の新卒採用も担当中