- ヒトナビ通信記事
2022.05.11
私、2023年卒の新卒採用に苦戦しております。
昨年よりも応募者が集まらない状況に私なりに色々と考えてみました。
日本の人口ピラミッド
※総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基にGD Freak!作成
2020年の日本人口ピラミッドです。
生産人口は真ん中の濃い部分です。これから10年後の2023年は生産人口は増えているでしょうか?
占うまでもなく、確実に減ることがわかります。さらにどれくらい減るかもおおよそ予測がたちます。何故なら、この人口ピラミッドが実数だからです。10年後には55歳以上の層が外れて、9歳以上の層が入ってきますが、INとOUTでOUTが大きいので当然です。
つまり少ない若年層のパイを全ての業種で取り合う訳ですのでものすごいレッドオーシャン市場と言えます。
サービス業求人倍率
令和4年3月時点
□職業別の有効求人倍率ベスト5
1. 建設躯体工事(9.24倍)
2. 採掘(7.20倍)
3. 建築・土木・測量技術者(6.47倍)
4. 保安(5.98倍)
5. 土木(5.95倍)
□職業別の有効求人倍率ワースト5
1. 美術家、デザイナー等(0.20倍)
2. その他の運搬等(0.29倍)
3. 一般事務(0.30倍)
4. 事務用機器操作(0.31倍)
5. 鉄道運転(0.34倍)
※(資料)厚生労働省「一般職業紹介状況」よりハロワのいろは作成
3月時点での職業別(パート除く)有効求人倍率の表です。赤枠部分がサービスの職種(接客)ですので、ここがパチンコ店のホール業務になるかと思います。違っていたらすみません。1.78倍ということは1人対して1~2社募集があるということですので、建設の9.24倍というのが如何にすごい倍率かお分かりいただけるかと思います。
パチンコ店の有効求人倍率も、このままいけば、より上にシフトし2,3,4,5倍と増えていくほうが濃厚かと思います。
年齢別の求職者データ
※厚労省
厚労省が調べた、2018年データで少し古いですが、2018年時点で40~60歳の有効求職者に対しての紹介件数が40代以下と比べると40%程少ないのがわかります。つまり競合が少ない部分です。
年齢を一度取っ払ってみよう
これまでの3つをまとめると
・これから先人口ピラミッドはどんどん頭でっかち型になっていく(若者が減っていく)
・パチンコは外国人労働者を雇用できない
・産業別では既に有効求人倍率10倍近い職種もあり、これからサービス接客の職種も上がっていくと思われる
・若年層の採用はレッドオーシャンで中年以降はまだブルーオーシャン。だが今後確実に中年以降の採用企業は増えてくると思われる
これら3つを考えたとき、成功報酬型の人材紹介は使い勝手がよくなると思います。
何故なら、入社するまで費用が掛からない為吟味することができます。
費用が掛からない、そしてブルーオーシャンだからこそ、40代以降を年齢で判断せず、一度オンラインで面談、面接をされるのはとてもアリだと個人的には思います。
パチンコ業界に特化した当社をご利用の際は、私含め全員でサポート致しますので、是非年齢を一度取り払ってオンラインで気軽に面談、面接だけでも検討して頂ければと思います。
最後に、45歳以上の方を初めて中途採用される場合、国からの助成金で最大80万円支給されます。
中途採用等支援助成金(中途採用拡大コース)のご案内(厚生労働省)
パチンコ店繁盛店の為のGoogleマイビジネス・LINE運用・Twitter・Instagram・yahoo広告・Google広告に関するブログはこちらにまとめています。
齋藤裕樹
2009年から転職支援サイトの管理運営全てを任され、広告運用代理店に何度もだまされました。自分に知識がない事を痛感し、2010年からWeb広告の重要性を感じ、GoogleやYahooへ学習時間を投資しました。Googleについては700時間以上を費やしGoogle認定アナリティクス個人認定資格(GAIQ)やAdWords認定資格(検索・YouTube・ディスプレイ・ショッピング資格)も取得し、運用実績も認められ、運用・費用・資格保有など全ての規定要件などを満たした企業だけに与えられる「Google Partner」に認定されました。