- 社内コミュニケーション
- ヒトナビ通信記事
2022.09.11
今回お伝えするのは、【パチンコ店のコミュニケーションがどれくらいかわかってしまうゲーム】です。
ホウレンソウが大事。マネジメントが大事。対話が大事。
色々言われますが、結局はコミュニケーションが円滑でなければ成立しづらいのです。
当社では新卒採用を14年行っておりますが、いまだに必ず内定式の10月に実施しているゲームがあります。なぜ、14年も10月の内定式のタイミングで行うかというと、そのゲームを通して、社内の人間関係や、新しい仲間とのコミュニケーションに非常に役立つからです。
今回も個人的にはとてもおすすめできるツールだと思いますので、是非使えそうでしたら自由にご利用ください。
情報整理ゲームとは、各々に、ランダムに書かれた情報カードが渡されます。
1テーブル最低4人~最大10名くらいで実施します。
Aさんに渡された情報はAさんしかみれません
Bさんに渡された情報はBさんしかみれません
このように、自分しかわからない情報を、対話の中でほかのメンバーに伝えていき、その情報をつなぎ合わせて一つの答えを導き出すというワークです。
一見情報を伝えれば良いだけなので簡単そうですが、実はそれがそうでもないんです。
似たような情報が混ざっているため、
「聞く力」
「話す力」
「空気を読む力」
この3つがないと答えを導き出せません。
当社で行っている情報整理ゲーム
下記のような、情報が50枚近くあり、参加するメンバーにランダムに均等に配ります。
この際、この裏返しで配布し本人しか見れないようにします。
これらの情報を制限時間30分以内にまとめて、1つの地図を作成します。
その後、回答の地図と照らし合わせ答え合わせをします。
その際
・どこで情報が間違ったのか
・何が目標達成の妨げになったのか
・どのようにすれば目標達成できたのか
というように、原因となった問題を話し合い、それを踏まえて再度別の問題にチャレンジしていきます。
そして、今回のことは仕事でも同じだと認識しグループワーク終了です。
ゲームを行うとわかる店舗の特色
このゲームを行うとわかるのは、それぞれの店舗の雰囲気やコミュニケーションです。
先日、埼玉県の法人で行った際にわかった店舗の状況です。
A店
店長がすべてを仕切りまとめた
一見よさそうですが、店長の思い通りに進めてしまい、店長自身の考えで答えをまとめたので、発言したいメンバーが発言できず、時間内に問題解決が出来なかった。
この店舗では仕事も同じように店長トップダウンで進められていました。
B店
まとめる人が誰もいない
MCがいないため、みんな情報を出すもまとめれず、結果時間内に問題解決が出来なかった。
この店舗では、仕事でも誰も責任を負いたくないため、やるべき業務がないがしろになることがよくあったそうです。
C店
一部のメンバーのみで盛り上がり、会話に入れない人がいた
これも一見コミュニケーションがとれているように見えますが、一部の人だけが円滑で、周りを巻き込んでいないため重要な情報を適切なタイミングでヒアリングすることができず問題解決できませんでした。
この店舗では、仕事でも一部メンバーで全て進めてしまっており、その他のスタッフとの仕事量の差が顕著でした。
このように、たかが30分ほどのグループワークですが、店舗単位や部門単位で行うと日々の仕事と相関する部分が多くあります。
是非、情報整理ゲームチャレンジしてみてください。
問題が必要な方は、当社担当までご連絡ください。無料でお渡しいたします。