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2021.05.21
前回も似たような記事を書きましたが、今回はもっと突っ込んで私の個人的な意見をお伝えできればと思います。
前回の記事:パチンコ業界の将来性について勝手に考えてみた
私は、パチンコ業界専門で求職者の方の転職支援をさせて頂き、
毎年240名以上の方と面談させて頂き、かれこれ4700名位になります。
私は、神様でもなければ仏様でもないです、同じ現在を一緒に生きている人間です。
ですが、たくさんの方々とお会いする中で気づいた法則があります。
転職やキャリアアップが成功する人ほど、外的要因を理由に逃げないが、
失敗する転職を繰り返す人ほど外的要因に逃げる
例えばこんな感じです。
外的要因
2010年 市場規模 30兆円
2017年 市場規模 18兆円
7年で12兆円の縮小
更にはメディアやニュースで、その市場が厳しいということや、平均年収がダウンしたなど不安を煽る情報が増える。周囲がざわざわし始める。
このようなとき、大多数の人は、外的要因を理由に、違う市場(業界)に転職を考えます。
ですが、少数の人はその中でも、生き残る為に自分に何が出来るのか、考え行動します。
つまり外的要因を理由にする人は
責任の矢印が外に向いているので、自分は悪くないと考えます。
その為、異業種へ転職してから、「環境に馴染めない」「パチンコ店より労働環境が劣悪だ」
「条件が違った」など同じようにまた責任を外に向けパチンコ業界に戻ろうとします。
恐らく、ここまで読まれた方はそんな甘くないよ!と思われるかもしれませんが、非常にこのような方が多いのが事実です。
ですが、そうでない人はどう考えるかというと
責任の矢印が内に向いているので、市場が縮小していても、自分が働いている会社が存続すればその先はあると考え、何が自分に出来るのかを考えます。つまり覚悟がある人間は人を惹きつけ運をも引きつけます。結果、その人は、社長から見れば、辛い時に一緒に頑張った仲間と捉えられ更に信頼されます。
この例は、パチンコ業界だけではなく、様々な業界でも起きていますし、
今好調の業界でもこの先起こりうる問題です。
今年だけで言えば、業界が好調だからと、安易に不動産業界に昨年から転職した方で、
またパチンコ業界に戻りたいという方も沢山いらっしゃいました。
ですが、転職したけれども、給与も下がり、環境も悪化し、パチンコ店への転職も思うように進まず、違うところへ転職をし、また転職という悪循環に陥る傾向にあります。
まとめ
パチンコ業界に不安を感じている方に質問です
なぜ、パチンコ業界に不安を感じているのですか?
またそれは、成長している業界に行けば本当に解決しますか?
そして、実際周囲の人で同じような転職で成功した人がいますか?
外的要因を理由に異業種に転職をしても、高い確率で失敗します。
これは、私の個人的な意見ではなく、これまで4000名を超える方々とお会いしその後の状況を聞いた上でのものなので、少しでも信じて頂き、今日から、明日からのみなさんの活躍の一歩になればなによりうれしいです