- お役立ち情報
- 転職関係
2021.06.02
転職をされる際ほとんどの方は、年収と勤務地や職位で判断される傾向が強いです。
現在の年収からの下限値を最低希望年収と決めます。
そして、勤務エリアも通える範囲という現在のお住いを基点に考えられます。
当然と言えば当然ですね。
ですが、現在を起点に定年までいくら稼ぎたいのかということは見えていない人が多いです。
例えば30歳のAさんとBさんがいます。
Aさんは現状を維持したく
年収キープ500万円で通える範囲に転職
その後年収は思うように上がらず
500万円×10年=5000万円
その後転職し
600万円×2年=1200万
500万円×10年=5000万円
その後また転職し
400万円×8年=3200万円
30歳から60歳までの生涯賃金
1億4400万円
Bさんは生涯賃金で2億を目指し、
長く働ける会社、実際に働いている人の給与や雇用年数なども調べ、
年収320万円で転勤のある会社へ年収大幅ダウンで入社
320万円×2年=640万円
職位が上がり
400万円×3年=1200万円
職位が上がり
500万円×3年=1500万円
職位が上がり
650万円×7年=4550万円
職位が上がり
750万円×15年=11250万円
30歳から60歳までの生涯賃金
1億9140万円
差額は4740万円
ざっくりとした目安ですが、如何でしょうか。
前者は、転職をして給与が上がったりもしますが、年齢を重ねてからは、給与が下がっての転職になっています。
これらのケースは実は少なくありません。
だからこそ、
20代30代前半の方は今から生涯賃金のものさしで転職活動をされてみては如何でしょうか?