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2021.07.30
最近、転職活動の選考で【SPI】を導入する企業が増えてきています。
今回はSPIについてお話させて頂ければと思います。
SPIとは
正式名称は「SPI(Synthetic Personality Inventory)総合検査」
リクルートキャリア社によって開発されたもので、
人柄や仕事に関しての適性やどんな組織になじみやすいかということを診断するためのテストです。
新卒の採用活動で使われることが多かったですが、最近は中途の転職活動でも使用されています。
SPI試験の内容は
①言語能力検査→国語能力を問う問題
②非言語能力検査→計算能力を問う問題
③英語検査→英語能力を問う問題
④構造的把握力検査→「文章問題の仕分け」と「文の仕分け」能力を問う問題
⑤性格検査→人となりを把握するための検査
の5つに分かれています。
①~④までは能力テストと呼ばれ、国語や数学(計算問題)に答えていきます。
⑤の性格検査は日ごろの考え方や行動についてのいろいろな質問により、
受験者がどのような性格をしていて、どのような仕事や組織に適性があるかといった
性格や思考を測るために用いられる検査です。
パチンコ業界の転職活動では言語能力検査、非言語能力検査、性格検査がよく使われます。
対策の立て方
能力テスト
とても難しい問題が出る、というわけではありません。
中学生レベルの国語・数学能力があれば解ける問題が多いです。
ただ、問題を解くのに制限時間が設定されている場合がある為、
焦らずに問題を解いていくことが大切です。
例題:非言語
男性4人、女性5人で構成されるチームがある。この中から代表選手の3人を選びたい。
男性と女性がそれぞれ少なくとも1人は含まれるように選ぶとすると、その選び方は何通りか。
A:14通り
B:20通り
C:28通り
D:35通り
E:56通り
F:70通り
G:112通り
H:140通り
解答
F:70通り
例題:言語
最初に示された二語の関係と同じ関係の対を作りたい。○○にあてはまる適切な語句を選びなさい。
医者:診察
俳優:○○
A:握手
B:舞台
C:演技
D:テレビ
E:写真
解答
C:演技
解説や他の問題を見たい方はこちらへどうぞ↓
性格検査
「はい」「いいえ」や「A」「B」の2択から選ぶ質問と、
「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」
の4択から選択するものがあります。
性格検査は正解がない為、対策のしようがないものになります。
変に取り繕うとすると性格検査内で矛盾が生じる為、本音で質問に答えていくことが大切です。
SPI対策の本も多く出版されている為、不安な方は実際に受ける前に読まれてみてはいかがでしょうか?
文責:梅沢