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2021.08.20
社会生活を送るうえで、自分以外の人間と必ずかかわりながら生きていくことになります。
学校生活、家族親戚、友人、近所付き合い、職場…etc
一生ついて回る人間関係ですから、悩んだことがある方は多いのではないでしょうか。
1人として同じ思考をもっている人間はいないのですから、
ときには衝突したりすることもあるでしょう。
そしていくつになっても人間関係で悩まされるのです、一生。
そんなときに少しでも心が軽くなる【パレートの法則】について、
パチンコ転職ナビがお話させて頂きます。
■パレートの法則とは?
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。
経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。
80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。
(引用:パレートの法則)
また、2:6:2の法則とも呼ばれることもあるそうです。
上記だけですとなんのこっちゃわからないので、働きアリを例に説明します。
・働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
・働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
・よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
・よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
・よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
・サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。
(引用:働きアリの法則)
このパレートの法則(2:8の法則、2:6:2の法則)はアリの世界だけではなく、
自然現象や社会現象、経済の世界に当てはめることができるそうです。
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
・売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。・故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。
・住民税の8割は、全住民のうち2割の富裕層が担っている。
(引用:パレートの法則)
私たちが集団で行動している中にも2:6:2の法則は大きくかかわっているそうです。
例えば、
1クラスの中で
運動の得意な子は2割
普通ぐらいの子は6割
運動の苦手な子は2割
会社でも
リーダーシップ等を発揮する優秀な社員が2割
優秀な社員に引っ張られて働く社員が6割
上記8割にもたれかかっている社員が2割
となるそうです。
もたれかかっている社員を除いて、新たに優秀な社員を足したとしても、
社員にもたれかかる2割が再び出てきてしまうみたいです。
■2:6:2の法則を人間関係に当てはめると?
この世の中は2:6:2の法則でうまくバランスをとり、成り立っている、ということが言えます。
これを人間関係にあてはめると、
あなたのことを嫌いな人が2割
どうでもいいと思っているのが6割
あなたのことを好きなのが2割
Panasonic創業者の松下幸之助氏も
「殆どの人は、あなたが嫌いな2割の人を意識しすぎている。
それによって、自分らしさが出せていない人が、あまりにも多すぎる」と話しています。
自分のことを嫌っている2割を気にするよりも、好いてくれている2割に目を向ければ、
人間関係に対して少し気が楽になるのではないでしょうか。
文責:梅沢