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2021.09.06
パチンコ業界で働いたことがない多くの方はこう考えます。
「パチンコ店員なんて誰でもなれる」
「パチンコ店の仕事なんて誰でもできる」
「パチンコ店員なんて何歳になってもやれる」
パチンコ業界で働いている多くの方はこう考えます。
「パチンコ店員なのがはずかしい」
「違う業界に転職したほうが世間体がいい」
「自分は優秀だからパチンコ業界から離れた方がいい」
一部の優秀なパチンコ業界で働いている方はこう考えます。
「パチンコ店員であることに恥ずかしさはない」
「パチンコ店の集客に面白さ、やりがいを感じる」
「違う業界に行ったら自分は何もできないと思う」
私がこれまでお会いした方々にはこの3パターンに分かれます。
正直ですね、パチンコ業界で働いたことのない人に、いくらパチンコ業界の大変さを伝えても理解できる人なんてほんの一握りだと思うんです。こればかりは実際にその環境でやってみない事には分かりません。百閒は一見に如かずです。
昔、思春期の時によく膝部分が大きく穴の開いたダメージジーンズを履いていて、おばあちゃんにいつも「穴があいててみっともないから縫ってやる」と言われましたが、
いくらおそらくその時、いくら話し合ってもお互い理解はできなかったと思いますw
それと同じです。
問題は、現在パチンコ店で働いている人の考えが大きく二極化していることです。
パチンコ店で働くことが恥ずかしい人ほど成功できない
よく、面談していると、パチンコ業界への転職や働くことに恥ずかしいというワードや、仕事ないから仕方なくといったワードを口にする方がいますが、そのような人に限って、内定がでません。
当然です。理由なんていりませんよね。
その人自身に、
「あなたのような方が面接に来て働きたいと言われたらどうしますか?」
と質問すると、「嫌ですね」「すぐ辞めると思いますね」「どこでもいいんだと思いますね」
と、返してきます。
「あの、、、それあなたですやん!」と突っ込んでしまいますw
なので、私は、「それなら辞めた方がいいし、異業種に行った方がいいです!」と伝えます。
でも、実際に多くの方が異業種にチャレンジして失敗します。
※ここでの失敗は「思っていたのと大分違う(悪い意味で)と感じた場合です」
何故だと思いますか?
答えは皆さんが今思い浮かんだとおりだと思います。
世間体や表面だけを見て仕事しているので自分自身の働くという行動に責任が伴っていないからです。
別に、私はパチンコ業界で長く働くことがいいとは思いません。異業種でも同じです。
それは簡単です。
同じ仕事を気力なくただ流れ作業のように毎日を過ごす10年
常に新しい仕事にも触れ、自分のキャパギリギリで頑張る1年
この場合、断然1年の方がとても意味のあることだからです。
ですので、職歴が少ないイコール優秀な人材とは言えません。職歴が多くても人間力が高い方の方がいいです。
つまり、上っ面な仕事をしている人はいつまでたっても、今の会社でも、業界でも中々認められないという訳です。これはわかる人にはとてもしっくりくる話だと思います。
パチンコ店で働くことに覚悟をもっている人は内定が出るはホント
パチンコ業界で働いている人の中には、異業種にわき目もふらず「おれ(わたし)はこの業界で生きていく!」という方々がいます。
ちょっと私も引くぐらいブレない人がいますw
正直、私も人材紹介をしていて、「おれ、このままこの仕事でいいのかな。本当にこれをやりたいのかな。」と自問自答するときがあるので、それが無いという方に出会うと、ただただ、うらやましいと思ってしまいますw
そういった方々は、みんなパチンコ業界で成功している(出世している)と思うと思うんですが、全然そんなことないんです。
長らく主任を10年とか経験している人でもブレない人がいるんです。
そのような人にたまに意地悪な質問をしてしまいますw
「10年主任のままという事は、店長になるには何かが欠落していて、難しいのではないですか?」
というドSな質問をしたりしますw
普通なら、「何をこの野郎!」と言われてもおかしくない失礼な質問なのですが、多くの方は、すんなり受け入れます。
「はい、自分でもそう思っています。なので、今の会社で踏ん張るべきか、他社で自分は価値があるのか知りたいんです」
というニュアンスの回答が多いんです。これ本当です。
私には考えられません。私ならそんな質問をした担当者をチャゲアスのヤーヤーヤーの歌詞にあるように、「い~まから~そいつを、これからそいつを、殴りに~ゆこうか~」くらいむかつくと思いますw
でも、この方たちは本当にそのように思って転職活動しているんですよ。
皆さんも人事担当なら、このような方が面接で来たら、内定が他社でも出そうだな。と思いませんか?
転職成功の秘訣は結局のところ精神論なんだよ
今回私がお伝えしたのは、テクニックでもなんでもなく精神論です。
物凄く抽象的で申し訳ないんですが、本当にここが大切なんです。
結局、いくら面接対策を行っても本心の部分にブレや迷いが多いと内定率はガクッと下がります。
本心で話すからこそ、話し方に抑揚が生まれ感情が伝わり、相手へも気持ちが伝わります。
パチンコ業界で働いていて、パチンコ業界へ転職する前に、恥ずかしいことだと思うなら異業種に短期間でもいいのでチャレンジしてみてください。
もしかしたら天職に出会うかもしれないです。
もし「やっぱりパチンコ業界がよかった~」と思った場合は大いに悔やんでください。
そして、一からでも今度は「覚悟」をもってパチンコ業界で働いてみてください。
パチンコ業界から一旦離れるので転職できてもキャリアダウンは起きてしまいますが、覚悟があれば、昔のあなたよりもきっと早いタイミングでキャリアアップができるはずです。
当社では転職支援も行っておりますが、転職をするべきかどうかや、異業種にチャレンジしたいがどのようにすればキャリアを活かせるかなどといった相談も半分を占めています。