- お役立ち情報
2021.11.01
求人を探すうえで指標となるのが会社の規模です。
一般的に会社の規模は、大手企業と中小企業で分けられますが、
どのような定義で決まっているのでしょうか。
パチンコ転職ナビが解説します!
■大手企業と中小企業の定義とは
まず前提に大手企業=上場企業ではないということです。
よく、上場している会社が大手企業と認識されている方がいますが、
あくまでも上場企業とは、一定の基準をクリアした上で証券取引所で株式取引がされるようになった企業のことを指します。
大手企業と中小企業とは、中小企業基本法という法律で以下のように定まっています。
大手企業の条件
この表をみると、大手企業と中小企業の定義とは、
業種ごとに資本金と従業員数で定められております。
したがって、パチンコ業界はサービス業に含まれますので
資本金5000万以上、従業員数100人以上が大手企業ということになります。
では、続いて大手企業と中小企業のデメリットを見ていきましょう。
■大手企業のメリット・デメリット
大手企業のメリット
※マイナビ引用:調査方法/1年以内に転職経験のある全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数200
大手企業で働くメリットの1位は、予想通りの福利厚生でした。
続いて、2位:ネームバリューや社会的信用、3位:会社の将来性や安定性と並んでいる結果から、
大手企業で勤めている方のメリットは、現在または将来対して精神的な安定安心が一番のメリットとなっているようです。
では、逆に大手企業のデメリットとは何でしょうか?
大手企業のデメリット
※マイナビ引用:調査方法/1年以内に転職経験のある全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数200
大手企業のデメリットと感じる最も多い理由は、《人間関係》でした。
当たり前ですが、大手企業となると従業員数が100人以上抱えているので、
それだけライバルが多いということになります。
したがって、ドラマで見るような社内での派閥が起こり、
そんな人間関係に疲れて大手を退職する人が一定数いるのかもしれません。
2位の社風、企業文化については、独自の文化を持っている大手企業が多いので、
自分の意見・発言がなかなか届かなかったりするのかもしれません。
■中小企業のメリット・デメリット
中小企業のメリット
※マイナビ引用:調査方法/1年以内に転職経験のある全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数200
中小企業のメリットの1位は、大手企業のデメリット1位の人間関係です。
中小企業となると、大手企業と比べ従業員数が少ないので、
アットホームな環境で人間関係においてデメリットと感じる人が少ない傾向にあります。
また、大手企業と比べ、異動が少ないことも要因となります。
中小企業のデメリット
※マイナビ引用:調査方法/1年以内に転職経験のある全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数200
中小企業のデメリット1位は、給与という結果でした。
ボーナス支給額は、業績に応じて支給されるケースがほとんどですので、
大手企業と比べると期待が出来ないことが理由です。
しかし、給与水準は、役職が上がればついてくるものなので、
ライバルが少ない中小企業のほうが、大手企業よりもチャンスがあるのかもしれません。
■まとめ
今回は、大手企業と中小企業のメリット・デメリットについて解説しましたが、
一概に会社の規模だけで企業選びをするのはナンセンスと考えおります。
昨今のニュースを見ていると、大手企業だから安心という神話が崩れつつあるのではないかと感じております。
したがって、今は会社の規模で転職活動する考えは古いのかもしれません。
会社の表面上の規模だけみるのではなく、社長の人柄や従業員満足度などの内部にもって目を向けていくことで、
長く働ける会社と出会えるのではないでしょうか。